こんな話題の漫画「女神のカフェテラス」が気になるという方も少なくないと思います。
「女神のカフェテラス」は2021年から週刊少年マガジンで連載を開始した漫画で、作者はあのマガジンをずっと支え続ける恋愛漫画家瀬尾公治先生です。
前作「ヒットマン」の最終回と同時に「女神のカフェテラス」が連載スタートするという異例の試みに連載当初から注目を浴びています。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「女神のカフェテラス」の面白さを徹底解説していきたいと思います。
- 恋愛漫画が好きな方
- 瀬尾公治先生のシリーズ漫画を読んだことがある方
目次
あらすじ【女神のカフェテラス】
粕壁隼は3年ぶりに生まれ育った町に帰ってきました。
その理由も育て親である祖母が亡くなってしまい、その祖母が残した古びた家兼喫茶店の後始末するため。
隼はすぐに喫茶店の解体工事に取り掛かりますが、喫茶店に5人の女性が住んでいたのです。
彼女たちの正体は喫茶店の元従業員。
隼人が祖母と喧嘩別れした後の空白の3年間で、隼人に変わって祖母のお世話をしてくれていたのです。
感謝はしながらもやはり不要な喫茶店を解体すると発言する隼に女性陣はあらゆる手段で阻止にかかります。
色仕掛けもなにも効かない隼に苦戦する女性陣ですが、隼の大好物である祖母特製ピラフでついに隼の心を動かすことに成功。
そして隼人は大学を休学して、自らがオーナーとなって喫茶店「カフェテラス・ファミリア」を立て直す決意をするのです。
これはそんな隼人と5人のヒロインたちが紡ぐドタバタ恋愛ストーリーです。
面白いポイント【女神のカフェテラス】
「女神のカフェテラス」の面白いポイントは大きく5つあります。
- ひねくれた主人公
- 個性豊かなヒロインたち
- 誰と結ばれるか全く予想出来ないラブコメ展開
- うざいキャラの存在
- 過去の作品との繋がり
ひねくれた主人公
「女神のカフェテラス」は主人公隼の捻くれ具合が面白いんです。
瀬尾公治先生のシリーズ漫画の主人公の中でも、隼は間違いなく一番の捻くれ主人公です。
ついつい嫌味を言ってしまうというちょっと子供っぽいところが印象の人物です。
色仕掛けにも全然惹かれないところをみると、恋愛にあまり興味がないように見えます。
そんなラブコメにあるまじき全く素直じゃない主人公隼だからこの漫画は面白いんです。
個性豊かなヒロインたち
「女神のカフェテラス」はヒロインたちが個性豊かだから面白いんです。
しかもいきなり5人のヒロインという大盤振る舞い。
どのヒロインも個性的でめちゃくちゃ魅力的なんです。
そんな5人のヒロインたちを簡単にご紹介していきます。
- 幕澤桜花(まくざわ おうか)
- 鳳凰時紅葉(ほうおうじ あかね)
- 小野白菊(おの しらぎく)
- 月島流星(つきしま りほ)
- 鶴河秋水(つるが あみ)
幕澤桜花(まくざわ おうか)
幕澤桜花(まくざわ おうか)は19歳の専門学生です。
隼と似た素直になれない性格をしており、いつも隼と喧嘩している感情的な人物です。
ただ似ているからこそ、ある意味隼の心を一番に理解している人物でもあります。
服飾系の専門学校に通っており、その持ち前の技術を生かして、カフェテラス・ファミリアの制服作っています。
鳳凰時紅葉(ほうおうじ あかね)
鳳凰時紅葉(ほうおうじ あかね)は19歳のフリーターです。
いつも何を考えているかわからないミステリアスな雰囲気の女性です。
しかし自分の感情をうまく表現することが苦手なだけで、人一倍感情豊かな人物なのです。
普段はインディーズバンドのボーカル兼ギターをしており、隼が絶賛するほどの腕前があります。
小野白菊(おの しらぎく)
小野白菊(おの しらぎく)は21歳の大学2年生です。
引っ込み思案な性格ではありますが、家事から料理までなんでもこなすカフェテラス・ファミリアの縁の下の力持ちです。
普段はまともですが、お酒を飲んでしまうとど変態に豹変するという特殊な体質を持っているというギャップが激しい人物です。
月島流星(つきしま りほ)
月島流星(つきしま りほ)は21歳の大学2年生です。
最年長ということもあり、リーダー気質でカフェテラス・ファミリアのみんなを引っ張っていきます。
適当な性格に見えますが、誰よりも頑張り屋さんなので、カフェテラス・ファミリアのお姉ちゃんとしてのポジションを確立しています。
鶴河秋水(つるが あみ)
鶴河秋水(つるが あみ)は17歳の高校2年生です。
空手部に所属しており男性顔負けの格闘樹を持っていますが、それ以外は何にも出来ないとんでもないポンコツ少女です。
隼に「何もするな」と言われるほど、あらゆるシーンでトラブルを巻き起こすヤンチャなヒロインです。
誰と結ばれるか全く予想出来ないラブコメ展開
「女神のカフェテラス」は誰と結ばれるか分からないから面白いんです。
普通のラブコメ漫画はなんだかんだ一番最初に遭遇したヒロインと結ばれるという展開がほとんどです。
しかしこの漫画においては同時に5人のヒロインと遭遇しているので、誰と結ばれるかが全く予想できないんです。
誰と結ばれるかわからないから、ヒロイン一人一人と隼人のやりとりにその都度興味が惹かれてしまうんです。
このように全く展開が読めないからこそ、「女神のカフェテラス」は面白いんです。
うざいキャラの存在
「女神のカフェテラス」はうざいキャラが登場するから面白いんです。
瀬尾公治先生の漫画には必ず敵キャラとも言える「うざいキャラクター」が登場します。
この漫画にも予想通りうざいキャラが早速登場します。
ただそんなうざいキャラをギャフンと言わせる展開がたまらない爽快感を演出しているので、必ず必要なピースです。
うざいキャラの存在も大きな目で見ればこの漫画を面白くしていることまず間違いありません。
過去の作品との繋がり
「女神のカフェテラス」は瀬尾公治先生の過去の作品と繋がりがあるから面白いんです。
瀬尾公治先生の漫画は違う作品で登場したキャラクターが他の作品でも登場するというつながりを感じさせる構成が醍醐味です。
前の主人公たちが今の主人公たちを救う重要なポジションで登場するので、ファンとしてはこれほど激アツな展開はありません。
まだ「女神のカフェテラス」に過去のキャラクターは登場していませんが、今後登場するのはまず間違いありません。
女神のカフェテラスの読んでみよう!
今回は話題の漫画「女神のカフェテラス」の面白さを徹底解説しました。
「女神のカフェテラス」は2021年大きな反響を呼ぶこと間違いなしの作品です。
まだ読んだことがない方はこの機会にぜひご覧ください!
「女神のカフェテラス」って漫画は面白いの?