【隠れ名作】日常系妖怪漫画「妖怪アパートの幽雅な日常」の面白さを徹底解説

漫画好き

妖怪アパートの幽雅な日常って漫画は面白いの?

こんな「妖怪アパートの幽雅な日常」に興味のある方も多いと思います。

現在月刊少年シリウスに連載されている漫画で、小説が原作になっています。

元となる小説はシリーズ累計500万部と驚異の売り上げを達成しており、2017年にはアニメ化もついに実現しました。

小説から読んでいたファンからすると、漫画の内容に一部批判があるようですが、贔屓目なしに漫画もきちんと面白い作品です。

今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「妖怪アパートの幽雅な日常」の面白さを徹底解説していきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 日常系の漫画が好きな方
  • 妖怪アパートの幽雅な日常を読んだことがない方

あらすじ【妖怪アパートの幽雅な日常】

稲葉夕士はこの春から商業高校の通い始める新一年生。

商業高校を選んだのは早く社会に出て一人前になりたいという思いもありましたが、本当の目的は学生寮。

夕士は小学生の時に両親を亡くして以来叔父さんの家でお世話になっていましたが、ずっと居心地の悪さを感じていました。

そこで一刻も早く家を出るために、学生寮の商業高校に進学することを決意したのです。

しかし不運なことに入学する直前学生寮が火事により全焼してしまい、学生寮に住む夢が潰えてしまったのです。

それでも何とか一人暮らしできるアパートを探す夕士ですが、お金もない高校生に貸してくれるアパートなんてありません。

半分諦めて公園で佇む夕士のところに、不思議な男の子がやってきてある不動産を紹介してくれます。

そんな紹介された不動産でとある物件を紹介されます。

物件の名前は寿荘。

風呂・トイレは共同ですが、まかない付きで月2.5万円と破格の金額。

あまりの安さに怪しむ夕士ですが、あの辛い家に戻るくらいならと寿荘に住むことを決意します。

しかし寿荘は実は妖怪や幽霊たちが住む妖怪アパートだったのです。

そんな妖怪アパートに住むことになった夕士の姿を描く日常系妖怪漫画です。

面白いポイント【妖怪アパートの幽雅な日常】

「妖怪アパートの幽雅な日常」の面白いポイントは大きく5つあります。

  • 魅力的すぎる登場人物たち
  • 個性的な妖怪たち
  • 日常系漫画なのにテンポがいい
  • 名言が多い
  • 夕士が成長していく姿

魅力的すぎる登場人物たち

「妖怪アパートの幽雅な日常」では出てくる登場人物たちが魅力的すぎるから面白いんです。

この漫画には妖怪だけでなく、いわゆる一般人も多く登場します。

一般人と言っても霊能力者だったり変わった人が多いんですが、それぞれ個性的でめちゃめちゃ素敵なんです。

全員紹介したいのも山々なんですが、今回はその中でも①長谷 泉貴(はせ みずき)②久賀 秋音(くが あきね)③龍(りゅう)④千晶 直巳(ちあき なおみ)の4人をご紹介します。

長谷 泉貴(はせ みずき)

長谷 泉貴(はせ みずき)は夕士の小学生からの幼馴染で夕士の親友です。

両親を亡くして周りと関わることを避けぶっきらぼうになっていた夕士をずっと支えてきた夕士が心を許せる数少ない人物の一人です。

エリート一家に生まれ裕福な暮らしをしてきた泉貴ですが、そんな環境に驕ることなく努力を続け、高校生ながらに類まれな能力を発揮する完璧超人です。

また寿荘にいる子供の幽霊クリを溺愛するという可愛い部分も持ち合わせています。

久賀 秋音(くが あきね)

久賀 秋音(くが あきね)は夕士と同じく寿荘に住む一個上の女子高校生です。

一見可愛らしい普通の女子高校生のように見えますが、実は幼い頃から修行を積み重ねてきた霊能力者です。

夕士の霊能力者としての才能を見出した人物でもあります。

また、かなりの大食いという意外な面も持ち合わせています。

龍(りゅう)

龍(りゅう)は夕士と同じく寿荘に住む霊能力者です。

年齢不詳で本名も明らかになっていない謎の人物です。

ただ霊能力者としては超一流で妖怪たちも思わず慄くほどの力を持ち合わせています。

人間としてもとても優れた器を持っており、夕士が尊敬してやまない人物の一人です。

千晶 直巳(ちあき なおみ)

千晶 直巳(ちあき なおみ)は夕士が通う商業高校の担任の先生です。

実家のかなりのお金持ちで容姿も整った最強のステータスを持っています。

加えて男女共に好かれるような性格でまさに才色兼備を表した人物と言えます。

夕士が悩んでいる時に的確なアドバイスをくれる人生の師として物語では活躍していきます。

個性的な妖怪たち

「妖怪アパートの幽雅な日常」は個性的な妖怪たちがいるから面白いんです。

作中には妖怪や幽霊が数多く登場します。

妖怪と聞くと怖いイメージを連想するかもしれませんが、この漫画の妖怪たちは全く怖くありません。

むしろ魅力的な妖怪・幽霊がたくさん登場するので、読めば確実にお気に入りの妖怪ができること間違いなしです。

妖怪に対しての偏見を180度ひっくり返してくれるのがこの漫画のいいところなのです。

日常系漫画なのにテンポがいい

「妖怪アパートの幽雅な日常」は日常漫画なのにテンポがいいから面白いんです。

日常漫画は良くも悪くもテンポが一定で、登場人物があまり代わり映えしないことが多いです。

そのダラっとした感じが魅力というのもありますが、テンポが悪い漫画は途中で飽きてしまう可能性が高いです。

その点、この漫画は出てくる登場人物たちが非常に多く、日常漫画なのにハラハラするような展開が待ち受けるテンポがいい漫画なので、飽きることが一切ないんです。

しかも徐々に面白さが加速していくので、読み始めたら止まらない漫画とはこの漫画のことでしょう。

名言が多い

「妖怪アパートの幽雅な日常」は名言が多いから面白いんです。

主人公の夕士は作中で様々なトラブルに巻き込まれます。

夕士は高校生にありがちな葛藤を抱えるのですが、妖怪アパートに住む人生の先輩たちや教師の言葉で困難を乗り越えていきます。

その時に夕士にかける言葉がめちゃめちゃいいんです。

決して甘やかすような言葉ではなく、夕士の成長のために厳しい言葉をかけます。

心に深く刺さるような言葉が数多く出てくるので、お気に入りのフレーズも見つかるはずです。

やはり原作が小説なだけあった、言葉の重みが他の漫画と比べて段違いです。

夕士が成長していく姿

「妖怪アパートの幽雅な日常」の夕士が成長していく姿が面白いんです。

物語の序盤は夕士は視野の狭いただの高校生でした。

しかし人生の先輩たちと触れ合う中で、そんな有志の考えも徐々に変わっていき、後半には助けられたきた側から助ける側へと驚異の変貌を遂げます。

弱い主人公がどんどん強くなるバトル漫画の展開に似た節があります。

こういった主人公が成長する漫画が好きな方にはたまらない内容になっている漫画です。

妖怪アパートの幽雅な日常を読んでみよう!

今回は名作漫画「妖怪アパートの幽雅な日常」の面白さを徹底解説しました。

人生のためになる言葉もいっぱい詰まっている漫画なので、一度は必ず読んでおきたい作品です。

まだ読んだことがないという方はこの機会にぜひご覧ください!

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