こんな話題の漫画「忍者と極道」が気になっている方も多いと思います。
「忍者と極道」はWEBアプリ「コミックDAYS」で連載されている作品で、作者は近藤信輔先生です。
近藤先生はギャグ漫画を中心に活躍してきた先生なのですが、「忍者と極道」は180度作風を変えた裏社会のバトル漫画になります。
新しいジャンルということもあり心配の声も上がっていましたが、そのネガティブな意見を見事打ち破り、ネクストブレイク漫画として「忍者と極道」は今注目を浴びています。
実際に「次にくるマンガ大賞2021」にノミネートされており、大賞受賞の期待も高い作品です。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「忍者と極道」の面白さを徹底解説していきたいと思います。
- 裏社会を描いた漫画が好きな方
- バトル漫画が好きな方
あらすじ【忍者と極道】
時は1657年。
江戸に死者数10万人を超える大火災が発生。
実はこの大災害は日本の裏社会に潜む忍者と極道の戦いによって引き起こされたものだったのです。
そして2020年の今でも忍者と極道の戦いは継続していました。
高校生の多仲忍者(たなか しのは)はそんな凄腕忍者の一人。
ある日、忍者は街中で携帯の落とし物を拾ったことがきっかけで、その持ち主である一人のサラリーマンと仲良くなります。
彼は大手玩具メーカーで働く輝村極道(きむら きわみ)。
しかしそれはあくまで表の顔で、その正体は裏社会のヤクザを取りまとめる極道のボスだったのです。
そんなことも知らずにどんどん仲を深めていく2人。
そして2人を引き裂くように、忍者vs極道の最後の闘いが幕を開けるのです。
これはそんな2人を中心に描く大迫力裏社会バトル漫画です。
面白いポイント【忍者と極道】
「忍者と極道」の面白いポイントは大きく3つあります。
- ド派手なバトルシーン
- 忍者と極道の儚い友情
- 思わず泣ける展開
ド派手なバトルシーン
「忍者と極道」はド派手なバトルシーンが面白いポイントの一つです。
忍者たちはそれぞれ得意な忍法を持っています。
自由に身体を伸び縮みさせることができたり、自分の姿を変幻自在に操ったりと、圧倒的なパワーで極道たちを蹂躙していきます。
対する極道たちは地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)という特殊な麻薬を摂取することで、一時的に超人的なパワーを手にいれ、忍者たちと戦っていきます。
そんな両者の闘いが大人気漫画「刃牙」を思わせるようなド迫力バトル展開に仕上がっているので、格闘漫画が好きな方にはたまらなく面白い展開になっていると思います。
忍者と極道の儚い友情
「忍者と極道」は忍者(しのは)と極道(きわみ)の儚い友情展開も面白いポイントです。
2人の主人公はある日「フラッシュ☆プリンセス」というアニメがきっかけで友達になります。
お互いに語り合うに連れてどんどん仲良くなり、やがて2人は親友とも呼べる存在くらいにお互いを認めあっていくのです。
しかし、この友情もお互いにまだ立場をしらない密接なようで非常に儚いもの。
2人が相手の本当の正体を知った時に、この友情はどうなってしまうのか。
そんないつ散ってもおかしくない強そうで脆い2人の友情シーンがなんとも言えない味を醸し出しているので注目です。
思わず泣ける展開
「忍者と極道」は思わず泣ける展開があるから面白いんです。
特に注目したいのが極道たちの部分です。
極道たちは物語においては殺人や犯罪などを犯す極悪人たちばかりです。
しかし、忍者たちとの闘いの中で極道なりの戦う理由が少しずつ見えてきて、悪者なのにどんどん感情移入してしまって、最後には涙腺が緩むほどのアツさをみせてくれます。
社会のあぶれ者たちだからこそ出来る感動シーンが詰まっている漫画なので、そのへんにも注目してみると本当に面白いです。
「忍者と極道」を読んでみよう!
今回は話題の漫画「忍者と極道」の面白さを徹底解説しました。
2021年大きく話題を呼ぶ漫画になること間違いなしの作品です。
まだ読んだことがないという方はこの機会にぜひご覧ください!
「忍者と極道」って漫画は面白いの?