こんな話題の漫画「サイケまたしても」が気になるという方も少なくないと思います。
「サイケまたしても」は週刊少年サンデーで連載されていた漫画で、全15巻と既に完結済みの作品です。
作者はあの大人気漫画「うえきの法則」を描いた福地翼先生です。
前作に負けず劣らず「サイケまたしても」もかなりの面白さで反響を呼んでいます。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「サイケまたしても」の面白さを徹底解説していきます。
- タイムリープ系の漫画が好きな方
- 異能バトル漫画が好きな方
目次
あらすじ【サイケまたしても】
葛代斎下(くずしろ さいけ)は夢も自分のやりたいこともない中学3年生。
意味も分からない洋楽を聴きながら登校し、お昼の時間は一人で本を読むという寂しい毎日を送っていました。
そんな斎下にも一人だけ友人がいます。
そんな友達の名前は枸橘蜜柑(からたち みかん)。
蜜柑は昔からの幼馴染で、斎下とは違い自分の夢を真っ直ぐに追いかけている少女です。
そんなある日、斎下は蜜柑に連れられて3丁目のモグラ池を訪れます。
訪れた理由はこの池で変なものを見たという噂の真相を確かめるためでした。
結局噂はただの噂で特に何も起きず帰ろうとしたその瞬間、蜜柑はトラックにはねられて命を落としてしまいます。
そして泳げない斎下自身も不注意でモグラ池に転落。
死ぬ寸前に、斎下は希望に満ち溢れていた蜜柑を死なせてしまったことと今まで毎日を無駄に過ごしてきた自分自身に対して死ぬほど後悔します。
すると次の瞬間、斎下は再びベットの上で目が覚めます。
夢かと安堵する斎下でしたが、ある違和感に気づきます。
それは夢でみた内容と全く同じことが起きていること。
そこで初めて斎下は自分がタイムリープしていることを自覚するのです。
これはそんないきなりタイムリープ能力を手に入れた斎下が不幸な運命を打ち砕くために奮闘する様子を描いた異能バトル漫画です。
面白いポイント【サイケまたしても】
「サイケまたしても」の面白いポイントは大きく4つあります。
- 個性的なキャラクターたち
- タイムリープ展開
- 異能バトル
- 熱い友情シーン
個性的なキャラクターたち
「サイケまたしても」はその個性的なキャラクターたちが面白いポイントの一つです。
今回はその中でも①葛代斎下(くずしろ さいけ)②枸橘蜜柑(からたち みかん)③氷頭栄治(ひず えいじ)④アナ・エガートンの4人をご紹介します。
葛代斎下(くずしろ さいけ)
葛代斎下(くずしろ さいけ)はタイムリープ能力を持つ少年です。
能力に目覚める前はいろんなものから逃げ続ける毎日を送っていましたが、タイムリープ能力を手に入れてからは「ヒーロー」として色んな人を助けるという生き生きした人生を送っています。
その生き様で敵を味方に変えるほどの人望を徐々に集めていきます。
枸橘蜜柑(からたち みかん)
枸橘蜜柑(からたち みかん)は斎下の幼馴染です。
斎下がタイムリープ能力に目覚めたきっかけを作った少女であり、精神的に斎下を支える重要なヒロインです。
作中で登場する唯一の無能力者でもあります。
氷頭栄治(ひず えいじ)
氷頭栄治(ひず えいじ)はあるゆるものを発泡スチロールに変化させる能力を持つ少年です。
一時は退屈という理由で、能力狩りをする危険な一面を持つ人物でしたが、斎下に破れたことがきっかけで今は斎下と一緒にヒーロー活動を行っています。
中盤からは斎下のかけがえのない親友になるほどの重要なポジションのキャラクターです。
アナ・エガートン
アナ・エガートンは触れた箇所から伸縮自在で強力なガムテームを引き出す能力を持つ少女です。
幼い頃、能力を使って友達の人生を狂わせてしまったことが原因で、何振り構わず他人の人生を変える斎下に強い敵対心を持っていましたが、斎下のおかげで「能力で人を救うことができる」と気づき、斎下ともにヒーロー活動を行うようになります。
栄治と同じく作中では欠かせないメインキャラクターになっていきます。
タイムリープ展開
「サイケまたしても」はやはりそのタイムリープ展開が面白いんです。
この漫画では斎下がタイムリープを何千回もしまくって、事件を解決していく様子が見どころの一つです。
しかし途中でタイムリープ能力は実は使用者の寿命を縮めるリスクがあることが明らかになります。
この制限のおかげで一気に1回のタイムリープに対する重みが変わってきて、どんどん面白くなっていくのです。
この自分の死をかけたタイムリープ展開はハラハラドキドキが止まらないので見逃せないポイントです。
異能バトル
「サイケまたしても」はこの異能バトルが面白いポイントの一つです。
この漫画では能力保持者(オラクルホルダー)と呼ばれる人たちが登場します。
もちろんその能力を使って戦う様子が非常に面白いのですが、ポイントはその能力のヘンテコさです。
発泡スチロールやガムテームに変化させるなど、普通の異能バトル漫画では見られない能力たちばかりなんです。
一見弱そうにも見えるですが、流石はうえきの法則」を描いた福地翼先生です。
ヘンテコ能力たちを見事熱い戦いバトル漫画へと昇華させています。
ここでしか見られない能力がたくさんなので見逃せません。
熱い友情シーン
「サイケまたしても」は熱い友情シーンが面白いポイントの一つです。
斎下は大切なものなら寿命を削ってまでタイムリープを使う漢気を見せます。
その熱い生き様が味方だけでなく敵の心も打ち、熱い友情シーンが展開されるんです。
中には思わず涙が溢れてしまうような感動的なシーンもあります。
友情シーンもこの漫画の見どころの一つなのでポイントです。
サイケまたしてもを読んでみよう!
今回は話題の漫画「サイケまたしても」の面白さを徹底解説しました。
一度は読んでおいて損はない素晴らしい異能バトル漫画です。
気になった方はこの機会にぜひご覧ください!
「サイケまたしても」って漫画は面白いの?