こんなふと人生になにか大きな影響を与えるような本を読みたくなるという時期は唐突にやってきます。
「このままの自分で本当にいいのだろうか」と自分に疑問を問いかけ、何か行動を起こすことが非常に大事なことです。
特にその一貫として本を読むことは非常にあなたのタメになります。
本はあなたと同じ悩みを抱えた人たちがどう人生を歩んでいったのかを教えてくれる最強の人生のバイブルだからです。
私自身も22歳の時から、ほぼ毎日欠かさず本を読み続けています。
今回はそんな筆者が読んだ本の中でも評価の高い「20代を無難に生きるな」についてレビューしていきたいと思います。
- 20代
- 今人生で悩みを抱えている人
- 今就職や転職など人生の大きなターニングポイントにさしかかっている人
概要【20代を無難に生きるな】
この本は今を生きる20代の若者に焦点を当てられた内容となっています。
今の20代が陥りがちな罠を具体例を交えて、「なぜトラップに引っかかってしまうのか」「どうすれば落とし穴から抜け出すことができるのか」など理由とその解決策を分かりやすく示してくれます。
この本のキーポイントは20代のうちに自分の軸となるものを身につけようということです。
今まで自分の軸をあまり意識せずに生活してきたという人も多いのではないでしょうか。
それは自分の軸を身に着ける必要性を理解していないからと筆者は本の中で説いています。
筆者はなぜ自分の軸いわゆる価値観となるものを身に着ける必要があるのか、また自分の軸を見つける・作り出すことであなたの人生にどう影響を与えるのかを筆者の実体験を交えて分かりやすく説明しています。
レビュー【20代を無難に生きるな】
そんな「20代を無難に生きるな」を実際に読んで、良かった点と悪かった点それぞれにレビューしていきたいと思います。
- 良かった点
- 悪かった点
- 総評
良かった点
この本の良かった点は誰にでも分かりやすく書かれていることです。
ビジネス本の中には小難しい言葉を並べてある、本を読むのに時間がかかるタイプのものがあります。
小難しい言葉を見ると読書のモチベーションが下がってしまうという人も少なくないはずです。
その点、この本は20代の若者なら誰しも一度は経験があるだろう事例を交えて、簡潔に書かれているので読むのにストレスが一切ありません。
読むスピードが早い人なら1時間程度で読み終えることのできる分量と文章の分かりやすさが魅力です。
また、私が個人的に一番感銘を受けた言葉は、「大好きな本は必ず3ヶ月の間に7回読みなさい」という言葉です。
私は本を読むのを習慣としていて、年間で約300冊読んでいると思います。
年間300冊の本を読む理由は本を通して様々な意見に触れることを大事にしているからです。
ただ1回読んでその本を理解している気になっていたのではないかと振り返ると思います。
勉強でも様々な参考書を買って勉強するよりも、1冊の参考書を極めた法が遥かに勉強の質は高いです。
読書も同様で、私は今まで本の「量」を大事にしてきましたが、たった1冊の本を短期間で繰り返し読む「重読」をして、本の「質」にも焦点を当てるという気づきを与えてくれた点が個人的にこの本を読んで一番良かった点です。
悪かった点
悪かった点は本を読む方からすると内容が物足りないかもしれません。
やはり本が違くても、内容が重複しているということがよくあります。
この本も他と被っている内容が何箇所かあったので、目新しい内容を求める人には向いていません。
ただ内容が重複している理由は単に真似したのではなく、本当に大切なことを書いた結果、偶然重複してしまったのです。
重複した内容にこそ成功者の本質が隠れていたりするので、重複した内容=読む価値がないという判断は間違っているかもしれません。
総評
「20代を無難に生きるな」の評価は5段階中3です。
20代の若者が一度は読んでも損はしないくらい、何か人生にきっかけを与えてくれる内容が書いてある本です。
特に今まで本に触れる習慣がなかった方にとってはタメになる言葉がたくさん詰まっている本なので一度は読むことはおすすめします。
ただ本を読んできた方には目新しさを感じるような内容ではないので、必ずしも読む必要がある本ではないです。
- 本を今まで読んでこなかった方
- 20代若者
本を読む習慣を作ろう
今回は「20代を無難に生きるな」についてレビューをしました。
本は短時間で先人が長年経験した失敗や成功を知り、得た知識を己の糧にできる最強のスキルアップ方法です。
ぜひ今日から本を読む習慣を取り入れてみてください。
読書であなたの人生がより豊かになることを応援しています。
なにか人生における糧となる本を読みたい!