こんな話題の漫画「Thisコミュニケーション」が気になっている方も多いと思います。
「Thisコミュニケーション」はジャンプスクエアで連載中の漫画で、六内円栄先生の連載初作品となります。
「次にくるマンガ大賞2021」にノミネートされており、大賞を獲る可能性も十分に高いです。
※「次にくるマンガ大賞2021」は2021年8月24日を予定しています。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「Thisコミュニケーション」の面白さを徹底解説していきたいと思います。
- サスペンス漫画が好きな方
- 心理戦が好きな方
目次
あらすじ【Thisコミュニケーション】
20世紀後半、地球上に突如「イペリット」と呼ばれる謎の生命体が出現。
人間を敵と認識したイペリットは次々と人間を排除し、人類は滅亡の危機に瀕していたのでした。
そんな荒廃した世界を彷徨う一人の元軍人、デルウハ。
諦めかけ自決していたところを偶然一人の少女に助けられ、デルウハは一命を取り留めます。
そして目覚めるとそこは知らない研究所の中。
デルウハはそんな研究所でデルウハは女狩人(ハントレス)と呼ばれる肉体を改造されイペリットに張り合う力を持った子供たちと出会います。
しかも彼女たちは力だけでなく、死んでも生き返るという再生能力まで持ち合わせた正真正銘の化け物。
彼女らの力を持て余して困っている研究所は元軍人であるデルウハに指導を依頼します。
しかし研究所が招き入れたのは女狩人(ハントレス)をも超える合理的モンスターだったのです。
これはそんな合理的モンスターと怪力モンスターたちの様子を描いたサスペンスサバイバル漫画です。
面白いポイント【Thisコミュニケーション】
そんな「Thisコミュニケーション」の面白いポイントは大きく5つあります。
- ダークすぎる主人公
- ハントレスの存在
- 三つ巴の戦い
- コメディー展開
ダークすぎる主人公
「Thisコミュニケーション」は主人公がダークすぎて面白いんです。
デルウハは目的の為なら人の死さえも厭わないスーパー合理的モンスターです。
女狩人(ハントレス)たちの不死身の特性を利用して、少しでも不都合なことが起きるとバンバン殺害していきます。
本当に躊躇などが一切ない人間の心を失った化け物なのです。
数ある漫画の中でもトップクラスの悪キャラ主人公なので注目してみてください。
ハントレスの存在
「Thisコミュニケーション」はハントレスの存在の面白いポイントの一つです。
女狩人(ハントレス)はイペリットに対抗するために身体を改造された子供たちのことです。
いづれも怪力能力を持ち、死んでも再生するという不死身能力まで兼ね備えたまさに人類の希望。
そんなハントレスたちにも①防御力は普通の人間と同じ②死んだら記憶が1時間までに遡ってしまうという弱点があります。
この強そうで弱そうな絶妙なキャラクター設定が物語を一層面白くしてくれているので注目です。
三つ巴の戦い
「Thisコミュニケーション」は三つ巴の戦いが面白いポイントです。
この漫画はデルウハ、ハントレス、イペリットの三つ巴のバトルが見どころです。
デルウハの合理的なプランも必ず成功するわけではなく、殺したことがバレて、時にはハントレスたちとの戦闘する羽目になります。
しかもそこにはイペリットまで参戦してくる始末。
ハントレスの力なしではイペリットは倒せないので、デルウハはハントレスたちをうまく飼い慣らしながらイペリットと戦闘しなければならないのです。
その三つ巴の戦いに入った時のデルウハの戦略が面白いので注目してみてください。
コメディー展開
「Thisコミュニケーション」はそのコメディー展開も面白いポイントの一つです。
完璧超人に見えるデルウハですが、意外に抜けている部分が多く、そのうっかりとした言動がクスリと笑える場面展開を生み出しています。
殺伐としたサバイバルの中にもこういった笑える展開があるから、飽きずにどんどん読み進めることができるのです。
特にシュールな笑いが好きな方にはたまらない内容になっていると思います。
Thisコミュニケーションを読んでみよう!
今回は話題の漫画「Thisコミュニケーション」の面白さを徹底解説しました。
2021年間違いなくブレイクする作品の有力候補です。
気になった方はこの機会にぜひご覧ください!
「Thisコミュニケーション」って漫画は面白いの?