確かにコーヒーは基本的に集中力を高めたりする効果があるので、勉強中や仕事の合間などにコーヒーを何杯も飲む人は多いと思います。
ただコーヒーは飲みすぎると寝つきが悪くなるなどのデメリットもあることは確かです。
そういった寝れないなどのコーヒーのリスクはある程度テレビでも紹介されているのでご存知の方が多いと思うますが、肌荒れにも繋がってしまうことは知っていましたか?
今回はそんなコーヒーを飲みすぎるとなぜ肌荒れに繋がってしまうのかを徹底解説していきます。
目次
コーヒーを飲みすぎると肌荒れを起こす5つの原因
コーヒーを飲みすぎると肌荒れを起こす原因は大きく5つあります。
- 肌の水分が失われてしまう
- ビタミンとミネラルが排出されてしまう
- 寝不足
- 自立神経のバランスが崩れる
- 胃の調子が崩れる
肌の水分が失われてしまう
コーヒーを飲みすぎると、肌の水分が失われてしまうことがまず肌荒れの原因として挙げられます。
コーヒーには利尿作用と呼ばれる、尿の排出を促す作用があります。コーヒーを飲んでからしばらくするとトイレに行きたくなるのはこの利尿作用が原因です。
尿で構成されている大部分は水です。尿をするたびに身体から水分が失われていき、もちろん肌の水分も徐々に減っていきます。
肌荒れを防ぐには水分が必要不可欠です。コーヒーの利尿作用により、ただでさえ蒸発しやすい肌の水分が一層失われてしまい、ニキビなどの肌荒れに繋がってしまうのです。
コーヒーとは別に、ミネラルウォーターをコーヒーの後に飲むようにしましょう
ビタミンとミネラルが排出されてしまう
コーヒーを飲みすぎると、ビタミンとミネラルが排出されてしまうというのも肌荒れの原因になります。
先ほど説明した利尿作用は水分だけでなく、ビタミンやミネラルも同時に排出してしまいます。ビタミンやミネラルは美肌を維持するために必要不可欠な要素です。
特にビタミンb2は肌の栄養素と呼ばれるくらい肌に必要なビタミンです。
ビタミンb2が不足していると、肌のターンオーバーの乱れに繋がり、ニキビなどが出来やすい状態になってしまいます。
肌荒れを伏せぐためにも、ビタミンb2を多く含んだドライフルーツなどをコーヒーと一緒に食べるとおすすめです。
寝不足
コーヒーを飲みすぎると、寝不足になってしまうというのも肌荒れの原因になります。
コーヒーにはカフェインと呼ばれる睡眠から覚醒状態へと促す作用を持つ成分が多く含まれています。朝眠たい時にコーヒーを飲む習慣は身体を活性化するためなのです。眠い状態から解放されるので、日中にコーヒーを飲むことは基本的には良しされています。
ただ注意したいのが夜にコーヒーを飲む人です。夜飲んでしまうと寝つきが悪くなってしまい、睡眠の量・質と共に低下させてしまうのです。
加えて、カフェインは6時間は継続して作用とかなり長いです。この効果の長さを知らない方が多く、自分が思っている以上に睡眠が足りてないという状態に陥ってしまいます。
睡眠不足は肌の天敵です。人間の肌は寝ている最中に肌の細胞を作り変えているので、寝る時間が短いとそれだけ肌が回復する時間が短いということです。結果肌が十分に回復せずに、肌荒れに繋がってしまうのです。
肌荒れを防ぐためにも、就寝時間する前の最低6時間はコーヒーを飲まないようにしましょう。
カフェインは飲んでから30分後に効果が現れます。コーヒーを飲んですぐに寝れば、昼寝には非常に効果的なので、時と場合によっては寝る前に飲むコーヒーもおすすめです。
自律神経のバランスが崩れる
自律神経のバランスが崩れてしまうのも肌荒れの原因になります。
自律神経は身体の器官である内臓や血管の動きをコントロールする神経のことです。
コーヒーに含まれるカフェインは自律神経の動きを活発にする作用があります。一時的に集中力が上がったりと適量ならいい効果があります。
しかし必要以上に摂取すると、体は疲労が蓄積しているのも関わらず、無理やり自律神経が体を動かそうとするので、体に強い負荷がかかってしまいます。
その結果はのちにニキビなどの肌トラブルに見舞われる可能性があるので、過剰な摂取はあまりおすすめ出来ません。
胃の調子が崩れる
コーヒーを飲みすぎると、胃の調子が崩れて肌荒れに繋がってしまうこともあります。
コーヒーには「クロロゲン酸」と呼ばれる、胃酸の分泌を活発化する成分が含まれています。食後にコーヒーを飲むと、早く食べ物を消化してくれるので、基本的には問題ありません。
ただ、空腹時や胃の調子が悪い時には要注意です。コーヒーによって過剰に分泌された胃酸が胃にダメージを与えてしまいます。胃は肌の調子に直結しているので、胃の調子が崩れると、肌トラブルに巻き込まれてしまいます。
もちろん過剰にコーヒーを飲むとその分胃にダメージを与えやすくなるので注意が必要です。
コーヒーは適量に
今回はコーヒーを飲みすぎると、肌荒れを起こす5つの原因について解説しました。
この記事をご覧になると、なんだかコーヒーは悪いものと思われがちかもしれませんが、量さえ守ればコーヒーはいい効果をもたらしてくれるものです。
気持ちよくコーヒーを飲みためにも適量を守るようにしましょう。
コーヒーが好きすぎて、1日に何杯も飲んじゃう。