こんな話題の漫画「ボーダレスネーム」に興味がある方も多いと思います。
「ボーダレスネーム」は2021年からジャンプ+で連載を開始した作品で、早くも話題を集めている漫画です。
広告業界と出版業界を題材にした漫画で特にその方面の業界の方から高い評価を受けています。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「ボーダレスネーム」の面白さを徹底解説していきたいと思います。
- 就活生
- 夢を諦めた社会人
- 働く様子を描いた漫画が好きな方
目次
あらすじ【ボーダレスネーム】
片山津会亜生(かたやまづ あお)は広告代理店でアートディレクターとして働くバリバリのキャリアウーマン。
一見順風満帆な人生を送っているように見える亜生ですが、「物事を上手くやるだけ」で夢も希望も感じられない自分の人生にどこか嫌気を感じていました。
そんな性格になってしまったのも、幼い頃に夢を見ていた「漫画家になる」という夢を親に否定されたため。
ここから亜生は夢を持つことに対してどこか苦手意識を感じるようになったのでした。
そんなある日、新しい上司の七尾丈青の指示で新しいCMの仕事を請け負うことになります。
その新しいCMはなんと集英社の看板漫画雑誌「少年ステップの50周年記念」の広告。
ただでさえ苦手意識のある「漫画」の広告であるのに加えて、クライアントから「夢を与えるようなCMにしてほしい」というまさに亜生にとって最悪のオーダー。
苦しみながらもどうにか「無難な」企画を作り上げた亜生。
そして仕事終わりに行きつけの居酒屋に立ち寄った際に、クライアントの一人で「夢を与えるようなCMにしてほしい」と言った張本人の石川友禅と偶然再会します。
そこで少年ステップに対しての石川の真剣思いを聞いた亜生は、徹夜でもう一つ「夢のある」企画を練り直します。
必死に考えた亜生の新企画は採用され、出来上がったCMを見た亜生は「人の心を動かす瞬間が好き」という自分の本当の思いにようやく気付きます。
そして人の心を動かすために、また自分の夢を叶えるために「漫画家になる」決意をするのです。
これはそんなアラサー女子が漫画家になるために奮闘する様子を描いた物語です。
面白いポイント【ボーダレスネーム】
「ボーダレスネーム」の面白いポイントは大きく3つあります。
- 広告代理店のリアルが描かれている
- 思わず応援したくなる熱い展開
- 読み応えがすごい
広告代理店のリアルが描かれている
「ボーダレスネーム」は広告代理店の今がリアルに描かれているから面白いんです。
この漫画の大部分は主人公の片山津会亜生(かたやまづ あお)のアートディレクターとして働く日常シーンが中心です。
その日常シーンが妙にリアルで面白いんです。
作者は一度広告代理店で働いた経験があるでのはないかと思わず感心するくらい赤裸々に広告代理店の「今」が描かれています。
ただの日常シーンでも広告業界は特に特殊なので見るだけも面白いと思います。
また広告業界で働いている方なら、第三者の視点で自分の仕事を見てみるのも新鮮で面白いと思います。
そんな広告代理店のリアルな日常が楽しめるから面白いんです。
思わず応援したくなる熱い展開
「ボーダレスネーム」はその思わず応援したくなるような展開が非常に面白いんです。
広告代理店では社外競合の他に、社内競合という社内でも白熱した競争が繰り広げられます。
亜生はそんな社内競合の際に、あらゆる人から見放されたポンコツ新人の加賀千里とコンビを組まされます。
最初は適当にあしらう亜生ですが、千里の一生懸命な姿に自身も心動かされ、2人は協力して周りをアッと驚かせる新案を考え始めるのです。
そんな逆境から頑張る2人の様子がなんとも熱く描かれ、またバカにしていた周りを見返すあのなんとも言えない爽快感がとても面白いんです。
そういった頑張る人を応援したくなる展開がふんだんにこの漫画には詰まっています。
読み応えがすごい
「ボーダレスネーム」は読み応えがすごいから面白いんです。
この漫画は各話のページ数が他の漫画と比べて2倍以上もあります。その分内容がすごく濃いので1話に対する読み応えがハンパないんです。
1話読んだだけでまるで1冊読んだあとと同じくらいの満足感があります。
それでいて物語のテンポ感は崩れることがないので、サクサクと読むことが出来ます。
そんな読み応え抜群の漫画だからボーダレスネームは面白いんです。
ボーダレスネームを読んでみよう!
今回は話題の漫画「ボーダレスネーム」の面白さを徹底解説しました。
広告業界のリアルな日常から、夢を追いかける社会人の姿が非常に魅力的に描かれた漫画です。
2021年ブレイクすることまず間違いありません。
まだ読んだことがないという方はこの機会にぜひご覧ください!
「ボーダレスネーム」って漫画は面白いの?