【宮廷ミステリー】新感覚ミステリー漫画「薬屋のひとりごと」の魅力を徹底解説

漫画オタク

漫画の中でもミステリージャンルが一番好き!

こんなミステリー系の漫画が好きという方も多いと思います。

ミステリーは今でも大人気カテゴリーに分類されるほど高い人気を誇っています。

ミステリーで有名な漫画といえば、名探偵コナンや金田一少年の事件簿など限りがありません。

そんなミステリー漫画の中で、「薬屋のひとりごと」という漫画はご存知でしょうか?

「薬屋のひとりごと」は今ミステリー漫画業界の中で新感覚ミステリーとして異彩を発揮している漫画です。

今回は年間で漫画を2000冊以上も読む漫画オタクの私が、話題沸騰中の「薬屋のひとりごと」の魅力について徹底解説していきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • ミステリー漫画が好きな人
  • 何か面白い漫画を探している人

あらすじ【薬屋のひとりごと】

主人公は後宮で宮廷下女として働く17歳の猫猫(マオマオ)。

日々ぼんやりと過ごした猫猫ですが、ある日上級妃たち(宮廷妃の中でも一番位の高いとされる)の子供が原因不明の病に起こされていることを耳にします。

好奇心が抑えられない猫猫はその事件の真相を解明し、誰にも気づかれないようにことの真相を上級妃たちに伝えるのです。

しかし、結局壬氏(じんし)という男性に猫猫の存在がバレてしまい、猫猫は功績が認められて玉葉妃の侍女として召仕えられます。

そして、壬氏に気に入られたことがきっかけで猫猫は探偵として宮廷内の謎を次々に解き明かしていくようになるのです。

魅力【薬屋のひとりごと】

そんな薬屋のひとりごとの魅力は大きく3つあります。

  • 個性的な登場人物
  • 今までにないミステリーの形
  • 宮廷内のいびつな恋愛模様

個性的な登場人物

まず薬屋のひとりごとの魅力的なポイントが個性的な数々の登場人物です。

今回は①猫猫(マオマオ)②壬氏(じんし)の2人をご紹介していきます。

猫猫(まおまお)

猫猫は宮廷で働く薬学に長けた17歳の女の子です。

下女として働いている理由は街で人さらいに遭遇して、宮廷に売られてしまったことがきっかけです。

元々は街で薬屋をやっている養父と一緒に暮らしていました。

そんな父親の影響で自然と猫猫自身も薬学に興味を持ち始めます。

もともと好奇心が旺盛な性格だったので、一度薬学を始めると、そのお魅力にどっぷり浸かり始め、最終的には自分の身体で薬や毒の効果を実験し始めるなど、養父に「マッドサイエンティスト」と恐れられたほど人物に変身しました。

そんな幼少期の頃から蓄積した知識をフルに使って、猫猫は宮廷の謎を解き明かしていくのです。

また猫猫は非常に正義感が強い人物でもあります。

面倒ごとが嫌いなのにも関わらず、困っている人を見るとほっとけない人柄というのも魅力的なポイントです。

そんな猫猫に惹かれて物語内でもどんどん周りに人が集まるようになります。

面白い漫画には欠かせない主人公が魅力的という要素を薬屋のひとりごとは押さえているのです。

壬氏(じんし)

壬氏(じんし)は性別の区別がつかないほどの美貌を放つ王様の弟に当たる人物です。

薬屋のひとりごとにおける男性ヒロイン的存在でもあります。

宦官として後宮に潜入し、後宮の秩序を裏から手を回している非常に頭の切れの良さが特徴です。

実際に数ある下女の中から猫猫の優秀さを見抜いた実績もあります。

最初は猫猫を利用するために近づくのですが、徐々に猫猫という人物自体に非常に興味を持ち始めます。

一度猫猫が後宮を辞めた時には目も当てられないくらい落ち込むほど、猫猫に依存していくのです。

そんな徐々に猫猫に執着していく姿も面白いポイントなので目が離せません。

今までにないミステリーの形

薬屋のひとりごとの魅力的なポイントの一つが、宮廷を舞台にした新感覚ミステリーという点です。

今まで宮廷を舞台したミステリー漫画というのはありませんでした。

宮廷だからこそ起こりうる様々な事件が勃発するので、従来のミステリーの展開に飽き飽きしていた人でも面白いと思ってもらえる内容になっています。

また、解決の仕方も薬学の知識を用いる点もユニークです。

誰も気づかない日常生活の潜む危ない罠を、薬学の視点で謎を解決する猫猫の姿は見逃せません。

さらにさっぱりとしたミステリーというのも魅力的です。

ミステリー漫画は暗い話が多い傾向にありますが、薬屋のひとりごとではハッピーな謎解きもあり、さらに3話程度で一つの謎が解決するのでさらっと読むことができるのです。

ミステリー漫画の入門編としても薬屋のひとりごとはおすすめです。

宮廷内のいびつな恋愛模様

宮廷内のいびつな恋愛模様も面白いポイントです。

後宮という他の漫画ではあまり描かれてない舞台なので、恋愛模様も独特です。

基本的に後宮に住む女性は王様の妃になるために集められた女性です。

しかし全員望んで王様の妃になりたいとは思っていないのです。

親の意向だったり、政治的な戦略として後宮に住む女性も多いです。

そんな表と裏があるから恋愛模様も他の漫画にはないいびつな形で描かれています。

また後宮妃にも①上級妃②中級妃③下級妃と3つの位があり、こういった上下関係も恋愛模様に複雑に絡んでいきます。

こんあ一風変わった恋愛漫画として十分に楽しむことができるのも面白いポイントです。

薬屋のひとりごとを読んでみよう!

今回は今話題沸騰中の「薬屋のひとりごと」について解説しました。

ミステリーもので何か面白い漫画を探しているという方はぜひこの機会に「薬屋のひとりごと」をご覧になってみてください!

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