【ネクストブレイク】サスペンスラブ漫画「犬と屑」の面白さを徹底解説

気になる人

「犬と屑」って漫画は面白いの?

こんな今話題の漫画「犬と屑」が気になっているという方も少なくないと思います。

「犬と屑」はヤングマガジンで連載されている作品で、作者はジャンプ+での人気作「さっちゃん、僕は。」を描いた朝賀庵(あさが いおり)先生です。

本誌掲載作品としてはこの「犬と屑」が初作品となります。

朝賀先生らしい独特の絵のタッチと不気味なラブストーリーで早くも高い評価を集めているネクストブレイク作品でもあります。

今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「犬と屑」の面白さを徹底解説していきます。

この漫画はこんな人におすすめ
  • サスペンス漫画が好きな方
  • 画力の高い作品が好きな方

あらすじ【犬と屑】

出典:犬と屑

桜庭陽馬(さくらば はるま)は地元北海道で社会人しているごく普通の25歳男性。

陽馬は昔から何もやっても上手くできない所謂ポンコツ人間で、それは自他共に認めるほど。

しかも極めつきがいつも近くに「比べられる対象」がいたのです。

それは隣に住む幼馴染の犬飼修司(いぬかい しゅうじ)。

修司は陽馬と違って、容姿端麗で勉強からスポーツなんでもこなす優等生。

そして忘れてはならないのが鷲見麗香(すみ れいか)の存在。

高校の同級生で、修司の妻であり、そして陽馬が昔から好きだった人物。

自分の好きな人も含め全てを手に入れた修司に対して、陽馬はいつも強い劣等感を感じていたのです。

そんなある日、そんな修司の妻である麗華が数年振りに陽馬の前に現れます。

久しぶりにあった麗香は何やら不穏な空気。

しかも修司の話を避ける始末。

違和感を感じるまま麗香と徐々に親しくなっていく陽馬ですが、実はそこにはとんでもない秘密が隠されていたのです。

これはそんな陽馬を中心に描くサスペンスラブストーリーです。

面白いポイント【犬と屑】

「犬と屑」の面白いポイントは大きく3つあります。

  • メンヘラ化する陽馬
  • 行方不明の修司
  • 画力が高い

メンヘラ化する陽馬

「犬と屑」は徐々にメンヘラ化してしまう陽馬の姿が面白いんです。

最初は一人の友人として、そして幼馴染の妻として麗香を気にかける陽馬ですが、接するうちに高校時代の時の気持ちを思い出して、再度麗香に惹かれてしまいます。

麗香のどんな要求に対しても紳士的に答え、挙げ句の果てには麗香のために転職したり引っ越したりどんどんハマっていきます。

そして「恋は盲目」という言葉を体現したかのようなメンヘラに陽馬はなってしまうのです。

その落ちぶれ具合がぶっとんでいて、どこまでメンヘラ化が重症化するのか。

そんな主人公のメンヘラ具合がこの物語の見どころの一つです。

行方不明の修司

「犬と屑」は行方不明になった修司の謎が面白いポイントの一つです。

1話のラストに路地裏で倒れている修司が映し出され、物語の中でも修司が死んでしまったかのような描写が描かれます。

最初は「麗華が修司を殺してしまった」というありきたりなストーリーかと思いきや、実はそんな単純な事件ではない感じで物語が進んでいきます。

果たして修司は本当に死んでしまったのか。

生きているのであればなぜ姿を表さないのか。

読者を裏切る衝撃の展開が待ち受けているので注目です。

画力が高い

「犬と屑」はシンプルに画力が高いから面白いんです。

サスペンス漫画はド派手なシーンがないので、キャラクターの繊細な表情をいかに表現できるかが面白さを握る重要な鍵となります。

その点この漫画はかなり優秀です。

新人とは思えない圧倒的な画力で、キャラクターの感情表現を見事に描き、物語の厚みを増してくれています。

絵のクオリティだけでも十分に楽しめるのが「犬と屑」なんです。

犬と屑を読んでみよう!

今回は話題の漫画「犬と屑」の面白さを徹底解説しました。

2021年目がはなせないネクストブレイク作品です。

まだ読んだことがないという方はこの機会にぜひご覧ください!

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