こんな今話題の漫画「こういうのがいい」が気になっている方も多いと思います。
「こういうのがいい」はとなりのヤングジャンプで連載されている作品で、作者は人気漫画『間違った子を魔法少女にしてしまった』を描いた双龍先生です。
なんとすでに累計5000万PVを獲得するなど、漫画オタクの中では知らない人はいないくらいの人気作なのです。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「こういうのがいい」の面白さを徹底解説していきます。
- 重い恋愛に疲れてしまった方
- 日常恋愛漫画が好きな方
あらすじ【こういうのがいい】
村田元気(むらた もとき)と江口友香(えぐち ともか)は過去にめんどくさい恋愛経験を持つ二人。
元気の元カノは1分1秒でも返信が遅いと文句を言い、会った時には少しでも外見の変化に気づかないと逆上してしまうような、そんなめんどくさい彼女。
友香の元カレは理想の彼女像を押しつけてきて、言いたいことも言えないような、そんなめんどくさい彼氏。
そんな経験から、2人は恋愛に心底疲れてしまっていたのでした。
そしてある日、元気と友香は趣味のオンラインゲームのオフ会で出会います。
疲れた恋愛経験を持つ2人はすぐに意気投合。
そして2人はやがて恋人やセフレとは違う、新しい関係性を築いていくのです。
これはそんなセフレや恋人という枠組みから解放された2人の男女の様子を描く新感覚日常漫画です。
面白いポイント【こういうのがいい】
「こういうのがいい」の面白いポイントは大きく3つあります。
- 新しい友情の形
- 男女のリアル
- ワードセンス
新しい友情の形
「こういうのがいい」は新しい友情の形が描かれていて面白いんです。
元気と友香はフリーダムフレンド(通称:フリフレ)という関係性になります。
フリフレとは普通にご飯を食べにいったり、エッチも気楽に出来る束縛のない自由な関係性のことです。
不健全ではありますが、このフリフレの関係性が妙に魅力的に描かれていて、思わずこんな友達がほしいと思ってしまうほど。
恋愛に疲れてしまった人が求めている欲望を忠実に描いているので、今恋愛疲れしている人には本当におすすめです。
男女のリアル
「こういうのがいい」は男女のリアルが描かれていて面白いんです。
元気と友香のフリフレ生活も面白いですが、お互いの何気ない日常シーンもこの作品は面白いんです。
普段を描かない奥底で考えている男女の本音だったり、男女それぞれの一人暮らしの様子が赤裸々に描かれています。
その日常シーンが絶妙にリアルで、なぜかめくるページが止まらないんです。
等身大の男女のリアルが好きな方には特におすすめの作品です。
ワードセンス
「こういうのがいい」はそのワードセンスが面白いんです。
この作品では普段男女の会話ではお目にかかれないド下ネタや下世話なトークが繰り広げられます。
その会話の中に登場する言葉のチョイスがセンスがめっちゃ高いんです。
日常系漫画はこれといって大きなイベントがあるわけではないので、あまり好きじゃない方も多いと思いますが、そのワードセンスのおかげでそんなあなたの固定概念を大きく崩し、日常系の漫画も面白いと思ってもらえる作品なんです。
この作品の要を握っていると言っても過言ではないポイントなので注目してみてください。
「こういうのがいい」を読んでみよう!
今回は話題の漫画「こういうのがいい」の面白さを徹底解説しました。
2021年一番面白い日常系漫画です。
まだ読んだことがないという方はこの機会にぜひご覧ください!
「こういうのがいい」って漫画は面白いの?