こんなアングラ系の漫画が好きな方も多いと思います。
そんな貴方におすすめしたいのが「ヒソカニアサレ」です。
2022年から漫画アプリ「マンガワン」で連載を開始した新しい作品ですが、すでに一部の漫画好きからは注目を浴びているネクストブレイク候補の作品になります。
「密漁」という犯罪をテーマに暴力団などいろんなアングラな要素が組み合わさっていて、アングラ漫画が好きな方にはたまらない内容になっています。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題のアングラ漫画「ヒソカニアサレ」の面白さを徹底解説していきます。
- アングラ系の漫画が好きな方
- リアルで胸糞展開の漫画が好きな方
あらすじ
磯貝海斗(いそがい かいと)は家業の漁業を営む20歳の新人漁師。
決して望んで漁師になった訳ではなく、両親の多額の借金のせいで漁師をやる以外選択肢がなかったのだ。
しかも最近は海斗たち一家の主な収入源であるアワビもヤクザの「密漁」により奪われ、生活でさえ続けるのが厳しい状態が続いていた。
それでもなんとか生活をつなぐために夜勤のバイトで家族の生計を助ける海斗ですが、希望の見えない未来に絶望する毎日。
そんな中、最悪な日は訪れる。
母が隠れて生計を立てるためにしていた夜の仕事のトラブルにより、ひどい怪我を負わされてしまうのである。
犯人はヤクザたち。
何もかもを奪い取ろうとするヤクザたちに対して、ついに海斗は自ら「密漁」して全てを取り戻す決意を固めるのであった。
これはそんな「密漁」で一発逆転を狙った家族を中心に描くアングラストーリー漫画です。
作者
「ヒソカニアサレ」は原作を古町先生、作画をきむ てみょん先生が担当しています。
2人の簡単のプロフィールもご紹介していきます。
- 古町先生
- きむ てみょん先生
古町先生
古町先生はヤングマガジンで絶賛連載中の「レモンエロウ」を描く新進気鋭の漫画家です。
デビュー作でいきなり連載を勝ち取るその実力はさることながら、年齢がなんと22歳(2022年現在)という若さ。
その若さで自分の連載を持つだけでなく、違う作品の原作を兼任するという点を見ても天才ぶりが伺えます。
古町先生のTwitterはこちらです↓
きむ てみょん先生
きむ てみょん先生はこの「ヒソカニアサレ」で漫画家としてデビューした新人作家です。
新人とは思えないほど抜群の画力で、「ヒソカニアサレ」のリアルな画のタッチだけでなく、柔らかいタッチなどいろんな表現を持っています。
年齢は公表していませんが、インスタの写真をみる感じ20代後半から30代前半と推測されます。
びっくりするくらい男前なので試しにのぞいてみてください笑
ポイント
そんな「ヒソカニアサレ」のポイントは大きく2つあります。
- 密漁がテーマ
- 胸糞展開
密漁がテーマ
「ヒソカニアサレ」は密漁をテーマにしている点が非常に面白いんです。
この漫画では今まで誰も注目してこなかった「密漁」をテーマに、ドラマを生み出しています。
しかもこれがフィクションではなく、事実に基づいて作られているという点が面白いんです。
冒頭の部分で、「私たちが普段手にするアワビのうち約45%が密漁によるもの」という驚きのフックで物語は始まります。
これが漫画を盛り上げるためのフィクションかと思いきや、事実日本で取引されるアワビの45%が暴力団による「密漁」によるものという事実は本当みたいです。
そういった「密漁」に関する私たちが普段知り得ることのない部分を面白くこの漫画では描いているので、単純に密漁の裏側を知れるという面でも非常に面白い作品なのです。
胸糞展開
「ヒソカニアサレ」はその胸糞展開も面白いポイントの一つです。
この漫画では思わず目を瞑りたくなるくらい海斗たちは悲惨な目に遭遇します。
身体を売っていた母がヤクザに蔑ろにされる姿や、その姿を見て半分諦めている父の姿が悲惨すぎて胸がウッとなります。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、そのほかにも胸糞な展開がこの漫画では待ち受けています。
ただそういった胸糞展開が好きな方には非常に満足してもらえる一級品の胸糞漫画です。
みんなの評価
そんな「ヒソカニアサレ」に対する世間の評価もみていきたいと思います。
メディア化【アニメ諸々】
「ヒソカニアサレ」に関するメディア化の情報はまだありません。
ヒソカニアサレを読んでみよう!
今回は話題の漫画「ヒソカニアサレ」の面白さを徹底解説しました。
アングラ系の新作漫画として大注目を浴びている作品です。
まだ読んだことない方はこの機会にぜひご覧ください。
何かアングラ系で面白い漫画はないかな〜