こんな話題の漫画「よふかしのうた」が気になるという方も少なくないと思います。
よふかしのうたは現在週刊少年サンデーで連載している漫画で、作者はあのアニメ化した人気漫画「だがしかし」を描いたコトヤマ先生です。
漫画としての評価は高いのももちろん、若者を中心に人気を集める新進気鋭のアーティストのヨルシカともコラボしている様々な分野から注目を集めています。
余談ですが、タイトルの「よふかしのうた」は大人気ヒップホップユニット「Creepy Nuts」の曲名を作者自らお願いしてお借りしたみたいです。
曲名からタイトルをそのまま使うという異例の漫画でもあります。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「よふかしのうた」の面白さを徹底解説していきます。
- 夜を題材にした漫画が好きな方
- 新感覚の恋愛漫画が好きな方
あらすじ【よふかしのうた】
中学2年生の夜守コウは人付き合いも良好で勉強も出来る所謂優等生。
当然のように女子からの評判も高く、可愛いで有名な一人の女子生徒から告白を受ける。
しかしコウの返事はまさか「NO」。
その女子生徒が嫌いだったという訳ではない。
コウは生まれながらに「人を好きになる」という恋愛感情が欠落していたのだった。
この出来事がきっかけで、コウは徐々に学校生活から離れ、ついに不登校になってしまう。
その不登校のせいか体力が有り余ってしまい、コウは眠れない悩みを抱えていた。
そこでそしてコウは生まれて初めて家族に告げず夜の街を探検してみることに。
今までに感じたことない開放感に喜びを感じるコウ。
そんなコウにある奇妙な女性が話しかけてくる。
彼女は七草ナズナといい、その正体は吸血鬼。
この吸血鬼のナズナとの出会いで、コウはどんどん夜更かしの魅力にどっぷりとハマっていく。
そしてコウはもっと夜を堪能するために吸血鬼になることを決意する。
しかし吸血鬼になるには好きになった吸血鬼に血を吸われることが条件。
果たしてコウは吸血鬼ナズナを好きになることができるのか。
これはそんな夜の魔力に囚われた少年が、吸血鬼になるために恋をする物語。
面白いポイント【よふかしのうた】
「よふかしのうた」の面白いポイントは大きく3つあります。
- 魅力的な登場人物
- 吸血鬼×恋愛という異色のストーリー
- さっぱりとした空気感
魅力的な登場人物
「よふかしのうた」は登場人物が魅力的だから面白いんです。
今回は①夜守コウ②七草ナズナの2人をご紹介します。
夜守コウ
夜守コウはこの物語の主人公です。
元々は誰もが認める優秀な生徒でした。
しかし恋愛感情が欠落していることが原因で、徐々に学校生活がしづらくなり、今は立派な不登校生徒です。
不登校になってからは夜の散歩が日課となっており、吸血鬼の七草ナズナと出会いで、夜更かしの魅力にとりつかれていきます。
最終的には吸血鬼になるためにナズナに恋をすることを決意しました。
七草ナズナ
七草ナズナはこの物語のヒロインです。
見た目は恋愛に興味のないコウも惹かれるほどの美少女吸血鬼です。
中身は下ネタ大好きで、四六時中ゲームばっかりしているおじさんのような性格をしています。
ただ実は恋愛のことになるとウブになってしまうという可愛い面もあります。
血の代償としてコウを吸血鬼になりたいという希望を叶えるために、コウの恋愛計画に協力していきます。
吸血鬼×恋愛という異色のストーリー
「よふかしのうた」は吸血鬼×恋愛という異色のストーリーが面白いんです。
吸血鬼はバトル漫画やサバイバル漫画でよく取り入れられる要素ですが、恋愛と組み合わせたモノはなかなかありません。
しかも吸血鬼になるためには好きにならないといけないという吸血鬼らしからぬロマンチックな展開。
他にはないお茶目で可愛い吸血鬼たちがいっぱいみれるので面白いんです。
さっぱりとした空気感
「よふかしのうた」はさっぱりとした空気感が面白いんです。
主人公が不登校だったり、何か悩んでいるキャラクターがたくさん登場するのですが、なぜか全く内容が重苦しくなく、全体的にさっぱりとしていて読んでいて心地が良いんです。
下ネタもなぜか全然下品に見えない、独特の空気感が物語全体を漂っています。
このさっぱりとした空気感は読まないとわからないと思いますが、一度読めばなぜ「さっぱり」という表現をしたのか納得すると思います。
さっぱりしているから自然と読み進めてしまうのがこの漫画なんです。
よふかしのうたを読んでみよう!
今回は話題の漫画「よふかしのうた」の面白さを徹底解説しました。
読むとなぜかスッキリした気持ちになる不思議な魅力を秘めた漫画です。
まだ読んだことがないという方はこの機会にぜひご覧ください!
「よふかしのうた」って漫画は面白いの?