こんな新作で面白い漫画を探している方も多いと思います。
そんな方におすすめなのが、「日本三國」です。
漫画アプリ「マンガワン」で掲載されていて、最近ようやく1巻が発行された漫画の中でもかな新しい作品です。
第1話からハマる人が続出しているほど2022年ブレイク間違いなしの漫画です。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんな話題の漫画「日本三國」の面白さを徹底解説していきます。
- 戦国系の漫画が好きな方
- ダークな世界観の漫画が好きな方
あらすじ
時は20xx年。
日本は情報や教育面などあらゆる分野において衰退し続け、さらに追い打ちをかけるように戦争、新型のウイルスによってついに事実上滅亡した。
そして数十年後。
日本では大和、武凰、聖夷と3つの小国が誕生し、日本の覇権を争う群雄割拠の時代に突入していたのである。
そんな大和で生活を送る一人の青年がいた。
彼の名前は三角青輝(みすみあおてる)。
理にかなわないことが嫌いな頭カチカチの青年。
そんなある日、青輝の元にとある人物が訪れる。
彼の名前は平殿器(たいらでんき)内務卿。
実質的な大和のトップの権力者であり、気に食わない者は片っ端から処刑する傲慢で残虐な人物。
不運にも妻の小紀にも平の部下の毒牙がかかり、無残な姿で処刑されてしまう。
なんとか一矢報いたい青輝は、得意の理論武装で見事黒幕である平の部下を処刑させることに成功する。
しかしこれで反撃終わりではない。
青輝は生前小紀が言った「青輝なら日本を再び統一できる」という言葉を信じ、腐った世の中を変えるために立ち上がるのである。
これはそんな一人の青年が日本を再統一するまでの姿を描いた物語である。
ポイント
そんな日本三國のポイントをご紹介したいと思います。
- 第1話が面白すぎる
- 絵と内容が絶妙にマッチしている
- キャラクターが魅力的すぎる
- 漫画の構成が面白い
第1話が面白すぎる
日本三國はなんと言っても第一話が面白すぎます。
まず3つの小国の覇権争いという設定が面白いし、その設定から主人公の青輝が日本を再統一を決意するまでのストーリーが1話にぎゅっと積み込まれています。
この漫画は1話から感情移入してしまうほど練られた構成になっているので、漫画が苦手な方でもハマりやすいと思います。
ブレイクする漫画は1話が面白いのが当たりまえです。
その点、日本三國はネクストブレイクの品格を持った漫画と言えると思います。
絵と内容がマッチしている
絵と内容が絶妙にマッチしているのもこの漫画の魅力だと思います。
この漫画は3国の争いを描いた漫画なので、必然的に残虐的なシーンが多くなります。
その内容に厚さを増すような独特の絵のタッチで、より迫力のあるシーンに描いているのです。
キングダムなど戦争漫画が好きな方には絶対好きな漫画だと思います。
キャラクターが魅力的すぎる
日本三國はキャラクターが魅力的すぎるのもポイントです。
主人公の青輝はもちろんのこと、ライバルとなる阿佐馬芳経や憎き平殿器など盛りだくさん。
特に一番かっこいいのが龍門光英。
見た目はただのハゲたおっさんなんですが、大和の将軍として大和を守る最強の男。
進撃の巨人のリヴァイ兵長を彷彿とさせるような最強感がたまりません。
また、後に大きな敵となる聖夷の大将軍「輪島桜虎」など敵キャラも非常にかっこよく描かれています。
キャラクターも決して少なくないのに、一人一人のキャラクターの色が立っているのを見ると、作者の天才的なキャラクター構成が伺えます。
漫画の構成が面白い
日本三國は漫画の構成が面白いのもポイントです。
キングダムなどの戦争漫画はそのリアルで荒々しいド派手な戦いが漫画の見どころの一つだと思います。
しかしこの漫画はド派手なバトルよりも、軍略や騙し合いで勝負を仕掛けるのが物語の大きな見どころとなっているのです。
キングダムでも軍略に焦点を当てた戦いのパートなどもありますが、ここまで徹底的に軍略を中心に描いた漫画は珍しいです。
だからこそここでしか見れない展開が読めて面白いんです。
ライアーゲームなど心理バトル系の漫画が好きな方も楽しめて読めると思います。
日本三國を読んでみよう
今回は話題の漫画「日本三國」の面白さを徹底解説しました。
個人的にはまず間違いなく、次にくる漫画大賞2022にランクインしてくるネクストブレイク作品です。
まだ読んでいない方がいたらこの機会にぜひご覧ください。
何か新しい面白い漫画はないかな〜