こんな2021年4月から放送開始予定のシャーマンキングを待ち望みにしている方も多いと思います。
シャーマンキングは1998年から2004年の約6年間週刊少年ジャンプで連載していた漫画です。
2000年代といえばあの「ONEPIECE」や「HUNTER×HUNTER」などジャンプの黄金世代です。
そんな大人気漫画たちに負けじと劣らずシャーマンキングは当時も高い人気を誇っていました。
そして連載が終了して約20年後の今再びシャーマンキングがリメイクされて返ってきたのです。
当時読んでいたから人からすると絶対に見逃せません。
ただ「シャーマンキング」という漫画自体聞いたことがない、知らないという方もいると思います。
そこで今回年間漫画を2000冊以上も読む漫画オタクの私が、改めて「シャーマンキング」の魅力について徹底解説していきたいと思います。
- シャーマンキングの元ファン
- バトル漫画が好きな方
目次
あらすじ【シャーマンキング】
ある日、東京に住む中学生、小山田まん太は塾の帰り道に、一人の少年が幽霊と話しているところを目撃します。
そしてショッキングな事件があった次の日、まん太のいる中学校に幽霊と話していた例の少年、主人公の麻倉葉が転校してきます。
すかさず幽霊の件を問い詰めるまん太ですが、当の本人である葉は幽霊なんか存在しないと否定。
それでも納得がいかないまん太は帰り道に葉を尾行し、そのしつこさに観念した葉は自らシャーマンであることを打ち合けます。
シャーマンとは精霊や死者の霊と直接交流して、病気の治療ができる所謂超能力者のことです。
葉はそんなシャーマン界の中でも日本屈指のシャーマン名家と言われる麻倉家の長男なのでした。
怪しむまん太ですが、ある事件がきっかけで2人は友達になっていきます。
2人でいろんな霊的事件を解決している最中、シャーマンの王(シャーマンキング)を決める「シャーマンファイト」が東京で行われることを知ります。
そして葉とまん太の2人は過酷なシャーマンファイトの戦いに巻き込まれていくのです。
魅力【シャーマンキング】
そんなシャーマンキングの魅力は大きく5つあります。
- 主人公
- 個性的なキャラクターたち
- 努力・勝利・友情の激アツな展開
- ワクワクする面白い能力がいっぱい
主人公
出典:シャーマンキング HP
まずシャーマンキングの魅力は主人公の麻倉葉にあります。
シャーマンとしての素質やそのかっこよさも魅力的ですが、1番のポイントは葉の性格です。
葉はエリート一家の中で幼少の時からシャーマンとして育てられてきたのにも関わらず、非常に楽観的な性格をしています。
どんな状況下に置かれても常に前を向いているのです。
そんな「なんとかなる」精神が自然と味方を励まし、周りのモチベーションをUPさせる真のリーダー気質を持った心の持ち主なのです。
また敵味方関係なく助けを求められたら助けに行くという「思いやり」を持った部分も素晴らしいポイントです。
これが最初は敵だった人物がいつのまにか葉の味方になっているという現象を数多く巻き起こしていくのです。
そんな葉がいるからこそシャーマンキングは高い人気を誇ってきたのだと思います。
個性的なキャラクターたち
シャーマンキングではその個性的なキャラクターたちも魅力の一つです。
ここでは①小山田まん太②阿弥陀丸(あみだまる)③道蓮(たおれん)の3人のキャラクターをご紹介します。
小山田まん太
出典:シャーマンキング HP
小山田まん太はどこにでもいるような普通の中学生です。
霊を目視できるだけの霊感はあるものの、戦闘力は一切ないシャーマンキングでは唯一の一般人と言えるでしょう。
そんなまん太ですが、シャーマンキング特に葉にとっては非常に重要な存在です。
最初は葉のお気楽さに呆れるまん太ですが、すぐに打ち解け、いつしか2人は親友と呼べる存在になっていきます。
葉は実はシャーマンという異質な環境下で育ってきたことが原因で、今まで友達と呼べる存在が一人もいませんでした。
しかしまん太と出会ったことが葉の人生を大きく変えて、まん太のおかげでいくつもの試練を乗り越えることができます。
そのくらいまん太はシャーマンキングそのもの魅力をUPさせている存在なのです。
阿弥陀丸(あみだまる)
出典:シャーマンキング HP
阿弥陀丸(あみだまる)は600年前にかつて「鬼人」として恐れられた伝説の侍です。
そんな凶悪な名前からは想像できないほど、仲間との友情を大切にする義理堅い人物でもあります。
実際に鬼人の名がついたきっかけも友人との約束を守るために敢え無く刀をとっただけで、阿弥陀丸本人はむしろ人助けをするような善人なのです。
そんな阿弥陀丸は葉のパートナーとして、厳しいいくつも試練を乗り越えていく物語の上で欠かせない存在です。
葉だけでなく阿弥陀丸自身も強くなっていく姿も非常に面白いです。
道蓮(たおれん)
出典:シャーマンキング HP
道蓮(たおれん)は葉と同じくシャーマンキングを目指す少年です。
葉と違い幼少の時からシャーマンとしての腕を磨き続け、シャーマンキングになるためにはどんな手段も施行するという残虐な一面を持ち合わせています。
当然葉がそんな行為を見逃せるはずなく、物語の中で度々2人は衝突していきます。
しかし徐々にシャーマンとして、そして人として葉のことを認め始め、いつしか最大のライバル、時には葉と共闘したりして、物語を盛り上げてくれます。
道蓮(たおれん)はシャーマンキングにおけるダークヒーロー的ポジションと言えるでしょう。
努力・勝利・友情の激アツな展開
シャーマンキングの努力・勝利・友情の激アツな展開も魅力の一つです。
シャーマンキングは今あるような主人公の最強系の漫画ではありません。
シャーマンのエリート一家で育ってきた葉ですが、序盤はそこまでシャーマンとしては強くありません。
お気楽な性格だったのでそこまで修行に身を入れてこなかったのです。
しかしある事件がきっかけで葉は真剣に自身と向き合い、厳しい修行に励み、勝利を積み重ねていくのです。
お決まりの展開と言ってしまってはその通りかもしれませんが、やはり王道展開は結局のところ面白いのです。鬼滅の刃などの今を代表する漫画も結局のところ王道な展開が読者に評価されてるところも多いです。
そんなまさに王道バトル漫画を見たい方にはとってもおすすめです。
ワクワクする面白い能力がいっぱい
シャーマンキングにはバトル漫画好きには欠かせない様々な能力が登場します。
シャーマンキングにおいて、霊的な能力のことを「巫力」といいます。
この「巫力」をどれだけ使いこなせるかが勝負の鍵を握ります。
巫力も人様々で、例えば主人公の葉は阿弥陀丸の霊を刀に宿した侍系の能力です。
また巫力はパワーアップしていくので、最初は刀だけですが、盾がついたりと機能がアップデートしていくのでどんどんバトルの幅が広がっていくのです。
こういった超能力が出てくる漫画にはまさにたまらない展開となっています。
シャーマンキングをみてみよう!
今回はこの度アニメ化が決定した「シャーマンキング 」の魅力について徹底解説しました。
バトル漫画としては今を代表する大人気漫画たちにひけを取らない面白い漫画なので、まだ読んだことのないという方はこの機会にぜひご覧ください!
あのシャーマンキングがリメイクされて2021年返ってきた!!