【初心者に分かりやすく解説】暗号資産のひとつ「リップル」とは?

悩む人

リップルって一体どんな暗号資産なの?

こんな暗号資産の一つリップルに興味がある方も多いと思います。

暗号資産はビットコインをはじめ、様々なメディアで毎日のように取り上げられるテーマです。

あの電気自動車メーカー「テスラ」がビットコイン投資を始めたことがきっかけとなり、2021年はどんどんビットコイン市場がめまぐるしい変化を遂げていくことが予想されます。

暗号資産はビットコインだけ注目を集めていますが、実はビットコイン以外にも暗号資産には3000種類も超えるバラエティがあるのです。

そんな暗号資産の中で「リップル」と呼ばれるアルトコインはご存知でしょうか?

リップルは今暗号資産市場で注目を集めているアルトコインの一つです。

今回はそんな話題沸騰中の「リップル」を初心者の方に分かりやすいように解説していきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • リップルを知らない方
  • リップルへの投資を考えている方

リップルとは

リップルとはアメリカのリップル社(Ripple Labs Inc.)が開発したアルトコインの一つです。

3000種類以上にも登るアルトコインの中ではトップ10に入るかなり有名な部類のアルトコインでもあります。

実際に時価総額は5兆円以上と世界の仮想通貨で第7位に位置しており、日本で取引できる仮想通貨としては時価総額第3位と非常に注目度が高い仮想通貨であることがお分かりになると思います。※2021年3月10日現在に調べた情報です。

単位は(XPR)で、最高値は2018年に記録した426円で、現在(2021年3月10日)は40円前後で推移しています。

また、総発行枚数は1000億枚ですでに上限値まで発行されています。

リップルの特徴

リップルの特徴は大きく2つあります。

  1. リップル社が管理主体としてリップルを管理
  2. ブロックチェーンの仕組みが使われていない

リップル社が管理主体としてリップルを管理

まず一つ目の特徴がリップル社がリップル(XRP)を主体として管理している点です。

ビットコインは非中央主権型の暗号資産です。

世界中にいる誰もがビットコインの一管理者であり、使用者でもあります。

ビットコインに関する取引上の変更やルールなどは全員で決めることが出来るというのが非中央集権型の暗号資産の特徴です。

一方でリップルは中央主権型の暗号資産なので、リップルに関するルールなどはリップル社が主導で行うことになります。

ある意味国が管理している「今のお金」と構造的には同じです。

ただし国が発行する通貨と違っていつでも供給量を調整する権限は持ち合わせてはいません。

もしいつでも供給量を調整されてしまったら、リップル社の次第で自分の保有するリップル(XRP)の価値が下がってしまいます。

そんなリスクを回避するために、リップル社は保有する大量のリップル(XRP)をロックアップして、リップル社も供給量だけは自由に調整する権限を持っていないので安心してください。

ブロックチェーンの仕組みが使われていない

リップル(XRP)にはブロックチェーンの仕組みが採用されていません。

リップルではブロックチェーンの代わりに「XRP Ledger」という独自の決済システムを利用しています。

XRP Ledgerの1番の特徴はそのコンセンサスプロトコルにあります。

今は暗号資産市場が加熱しすぎて、暗号資産=投資と捉えている方も多いかもしれませんが、暗号資産は貨幣と同じく決済や送金が出来る代物です。

暗号資産ではそんな決済や送金を行う際に第3者から「承認」という手続きが踏む必要があります。

承認されて初めて暗号資産を第三者へと受け渡すことが可能になるのです。

この承認の手順のことをコンセンサスプロトコルと言います。

ビットコインでは誰でもこのコンセンサスプロトコルを担うことが出来ます。

一方でXRP Ledgerの場合はバリデーターという金融機関など身元がはっきりしており、かつ信頼出来る法人や個人がコンセンサスプロトコルを担当します。

バリデーターの80%以上の承認を受けて、初めて取引が成立するのです。

XRP Ledgerもブロックチェーンと同じく取引を承認する権利を分散させたという点は一緒ですが、分散した権利を信頼のある対象にしか付与しないというのが大きな違いと言えるでしょう。

リップルのメリット

リップルのメリットは大きく3つあります。

  1. 送金時間が非常に短い
  2. 国際送金手数料が安い
  3. 300以上の企業が提携済み

承認時間が非常に短い

リップルのメリットは承認時間の短さにあります。

暗号資産の代表格であるビットコインと比較してみましょう。

ビットコインは決済が承認されるまでに、約500秒の時間がかかります。

一方でリップルはなんとたったの3〜5秒。

100倍以上のスピードで決済が完了するのです。

やはり送金に特化した暗号資産というだけあって送金時間の速さは圧倒的です。

また1秒間にビットコインは最大で3取引しか行うことが出来ますが、リップルは1秒間で1500取引も行うことが出来るその規模感も優位性があります。

取引が集中して時間が遅れるという可能性も低いという点を見ても優秀なのです。

国際送金手数料が安い

国際送金手数料が非常に安いです。

ビットコインでは国際送金手数料が最大で約5000円かかります。

一方でリップルは1取引に対して最大で0.03円と破格の金額です。

なぜここまで安い手数料を可能にしているのか。

それはリップルは異なる国の銀行同士直接取引出来る暗号資産だからです。

違う国の間で送金を成立させるためには「コルレス銀行」と呼ばれる中継役の銀行が必要になります。

このコルレス銀行に対し、仲介手数料として大抵数千円程度手数料支払う必要があるのです。

リップルはこのコルレス銀行を通す必要がないので、コルレス銀行を仲介したことによる実質手数料が浮くということです。

結果、リップルは1円も掛からない非常にリーズナブルな送金手数料を実現しているのです。

300以上の企業と提携済み

リップルはすでに300以上の企業と提携されている暗号資産です。

特に銀行と数多く提携しています。

やはり国際送金のスピード・コストが圧倒的に優れている点から金融機関からの注目が熱いです。

日本では三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループなどメガバンクも提携しています。

比較的に慎重派の日本の金融機関も提携している点を踏まえると、リップルは今認められつつある暗号資産ということがお分かりになると思います。

リップルのデメリット

リップルのデメリットは大きく2つあります。

  1. 結局中央集権型になってしまっている
  2. マイニングすることが出来ない

結局中央集権型になってしまっている

リップルのデメリットは暗号資産の醍醐味とも言える非中央集権構造が崩れてしまっているところです。

そもそも暗号資産とは権利を分散させることで、共倒れを防ぐために開発された通貨です。

我々が普段使っている通貨は国の信用の元に成り立っています。

ネガティブにいえば国に依存しているということです。

仮に国が破綻してしまえばお金の価値は一気に下がり、1万円がただの紙切れになることもありえるのです。

実際に2011年にキプロスが債務不履行で破綻するという大事件が起きました。

キプロスに預けていたお金がロックされ、実質共倒れしてしまったのです。

この事件がきっかけで国に依存しない非中央集権型のビットコインの仕組みに注目があつまり、暗号資産にお金が流れるようになったのです。

しかしリップルはそんな人々が求めた非中央集権型の構造が崩れています。

意思決定権はリップル社に、コンセンサスプロトコルも一見権利分散しているように見えますが、実態は一部の法人や個人が権利を有しており、権利が偏ってしまっているのです。

そんな暗号資産の醍醐味がリップルから消えかかっているのです。

マイニングすることが出来ない

リップルはマイニングすることが出来ません。

マイニングとはコンセンサスプロトコルに協力することで得られる報酬のことです。

まだ暗号資産がこの世に浸透していない頃は購入するのではなく、マイニングで暗号資産を獲得することが主流でした。

今はマイニングよりも購入する方がはるかに簡単に獲得出来るので、全盛期ほどマイニングはされていないものの、マイニングで利益を獲得する企業もまだ存在します。

マイニングをいろんなひとが積極的に行うことでより権利が分散されるというメリットがあるので、リスクマネジメントの観点から見てもマイニングは都合が良いのです。

しかしリップルはすでに上限値まで発行済みなのでマイニングが行われることがありません。

これが非中央集権型の構造崩壊を招いている一因でもあります。

リップルの将来性【世界の取引所の予想】

リップルは果たして今後どうなっていくのか。

今後リップルの価値は上がっていくのか、そんな世界の取引所の展望をご紹介したいと思います。

まずアメリカの取引所「Prime XBT」の予想値をご覧ください。

予想最高値
2021約3000円
2022約3700円
2023約1500円
2024-2025約15000円

かなり強気な予想をしています。

リップルの値は50円前後で左右しています。※2021年3月22日現在に調べた値です。

2025年までには約300倍になっているという通常ではあり得ない予想です。

ただビットコインが数万倍も上昇しているという過去を見ると、あながち否定出来ない予想です。

続いてはアメリカの取引所「Coin Switch」の予想です。

予想最高値
2021約210円
2023約325円
2025約500円
2030約1800円

Prime XBTほどでもないにしろ、Coin Switchもまずまず強気な予想を繰り広げています。

右肩上がりにあがっていくという投資目的の肩からするとまさに理想的な予想です。

いずれも程度に差はあるもののリップルに対して強い可能性を秘めていると評価していることがお分かりになると思います。

リップルの最新ニュース

リップルに関係ありそうなニュースをご紹介していきます。

  • リップル社が事業を東南アジアに拡大のため、元UBER最高責任者を起用

リップル社が事業を東南アジアに拡大のため、元UBER最高責任者を起用

リップル社が東南アジアに事業を拡大する目的で、元UBER最高責任者、ゴールドマンサックス勤務など輝かしい経歴を持つブロックス・エントウィッスル氏を起用することを発表しました。

エントウィッスル氏の長年東南アジアでビジネスを行ってきたノウハウを生かして、リップルを東南アジアに浸透していく展望です。

リップルに今後も目が離せない!

今回は暗号資産のひとつリップルについて出来るだけわかりやすく解説しました。

ただ暗号資産は必ずしもあなたに利益をもたらしてくれるものではありません。

暗号資産に投資するかどうかはよく検討するようにしてください。

この記事で少しでも暗号資産への理解は深まれば幸いです。

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