こんな漫画「モンキーピーク」が気になっている方も少なくないと思います。
モンキーピークは2016年から2019年まで週刊漫画ゴラクで連載されていた漫画で、すでに完結済みのサバイバル漫画です。
サバイバル漫画が好きという方はぜひ一度は読んでほしいおすすめの漫画です。
今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、超絶サバイバル漫画「モンキーピーク」の面白さを徹底解説します。
- サバイバル漫画が好きな方
- 完結済みの面白い漫画を探している方
目次
あらすじ【モンキーピーク】
今から約3年前、藤谷製薬は開発した新薬に大きな副作用があるとして一時社会を巻き込むトラブルメーカーとして注目を浴びた。
しかし結果として薬害は証明されず、なんとかギリギリ倒産を踏みとどまった藤谷製薬は新たなストートを切る一つの節目として、社員全員が新社長が企画した1泊2日の登山に参加することに。
主人公の早乙女稜はそんな藤谷製薬の社員の一人。
稜たちは愚痴を吐きつつもなんとか無事全員登頂に成功します。
そして迎える1日目の深夜。
ある物音で起きた稜はテントを出ると、1匹の巨大な猿がナタを振り回して他の社員を襲っているところを目撃します。
なんとか命からがら逃げ出しますが、携帯も使えず完全に孤立しまう藤谷製薬社員一同。
しかも食料も水も不足し、身体の状態もどんどん悪化する始末。
果たしてたちはそんな状態で猿から身を守り、危険な山から脱出することが出来るのか。
そんな藤谷製薬一同を襲う壮絶サバイバル漫画です。
面白いポイント【モンキーピーク】
モンキーピークの面白いポイントは大きく4つあります。
- 極限状態での人間のリアルな様子
- 極限状態でも真っ直ぐに生きる主人公
- 誰が裏切り者か分からない究極のサスペンス展開
- 自然の恐ろしさ
極限状態での人間のリアルな様子
「モンキーピーク」は極限状態で生きる人間のリアルな姿が描かれていて面白いんです。
孤立した山で突如謎の鬼猿に襲われるというその得体のしれない恐怖からか、どんどん追い込まれて人間の本性が明るみになっていきます。
結託して食料を隠し持ったり、仲間を切り捨てようとしたり、「なんとしても生き残りたい」がゆえの愚かな言動をしてしまう人間の姿が非常に面白いんです。
人は余裕がない時が一番その人の本性が出てくるといいますが、まさにそんな人間の本性を赤裸々に描いている漫画なので、醜いけど人間に味で出ていてついつい見てしまうんです。
極限状態でも真っ直ぐに生きる主人公
「モンキーピーク」は極限状態での真っ直ぐに生きる主人公の姿が面白いポイントです。
中盤から一気に藤谷製薬社員たちの暴走が始まって、拷問したり仲間を囮に使ったり混沌化していきます。
その中で唯一真っ直ぐ生きる主人公の姿が魅力的なんです。
辛い状況なのにも関わらず、いつも他人を優先して自分を犠牲にするその優しすぎる姿に思わず応援したくなるキャラクターです。
また主人公以外にもその姿に惹かれ、人間性を取り戻していくキャラも存在するので、そのキャラクターたちにも感動を覚えます。
そんなカオスな環境下でも優しさを持つ主人公の姿に注目してみてください。
誰が裏切り者か分からない究極のサスペンス展開
「モンキーピーク」は誰が裏切り者か分からない究極のサスペンス展開が面白いんです。
中盤で藤谷製薬の社員の中に「鬼猿」の協力者がいることが判明します。
この謎の裏切り者が原因で、どんどん組織がカオス化して面白みを増していくのです。
ちなみに裏切り者の正体には衝撃を受けました。
まさかの人物が裏切り者なので、読みながら考察していっても十分に面白いと思います。
自然の恐ろしさ
「モンキーピーク」は自然の恐ろしさが面白いポイントなんです。
追いかけてくる鬼猿に注目されがちですが、無慈悲な自然の姿も十分に恐ろしさを感じます。
舞台は山なので、特に山の怖さをこの漫画で十分に堪能することが出来ます。
気温の上げ下げから急な斜面など、この漫画を読めばなぜ毎年登山で事故が発生しているのかが分かります。
そんな自然の恐ろしさがよりサバイバル要素を強めていて面白いんです。
モンキーピークを読んでみよう!
今回は良作漫画「モンキーピーク」の面白さを徹底解説しました。
サバイバル漫画好きなら一度は読んでおきたい漫画です。
映画化もしやすい内容なので、もしかしたら近い将来実写化もあるかもしれません。
そんな将来性も高い漫画「モンキーピーク」をぜひご覧ください!
「モンキーピーク」って漫画は面白いの?