【ネクストブレイク】アニメ化も期待される漫画「青のオーケストラ」の魅力を徹底解説

漫画好き

青のオーケストラって漫画は面白いの?

こんな「青のオーケストラ」という漫画に興味がある方も多いと思います。

青のオーケストラは現在裏サンデーに連載されている漫画です。

作者はあのアニメ化・実写化もした「心が叫びたがってるんだ」を描いた阿久井真先生です。

阿久井先生の天才的な表現で描かれたオーケストラ部が舞台となっており、次期アニメ化の呼び声も高い読み応えのある漫画です。

今回は年間2000冊以上も漫画を読む漫画オタクの私が、そんなアニメ化も期待される漫画「青のオーケストラ」の魅力を徹底解説していきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • 青のオーケストラをまだ読んだことがない方
  • 人間ドラマが好きな方
  • 文化系の様子を描いた漫画が好きな方

あらすじ【青のオーケストラ】

かつて数々のコンクールを総ナメにした天才小学生ヴァイオリニスト青野一(あおのはじめ)。

しかしプロのヴァイオリニストである父親のせいで家庭が崩壊した事件をきっかけに、はじめはヴァイオリンを辞め、中学では日々退屈な毎日を送っていました。

そんなある日、はじめは学校内で懐かしヴァイオリンの音を耳にします。

しかしはじめが知っている音とは程遠いかなりぎこちない音。

聞いていられない下手くそな音に苛立ちを隠せないはじめでしたが、同時にその音がなぜ頭から離れません。

そしてはじめは偶然ヴァイオリンを弾いていた犯人を見つけ出します。

弾いていた人物は隣のクラスの同級生秋音律子(あきねりつこ)。

そして担任の武田先生に成績を大目にみる代わりとして律子のヴァイオリンの先生になることを提案されます。

嫌々引き受けるはじめでしたが、律子のヴァイオリンに対するまっすぐな思いに触れていくにつれて、ついに自らもヴァイオリンを再び始めることを決意します。

ヴァイオリニストの復活の舞台として選んだのは千葉県県立海幕高校。

8年連続全国金賞を獲得する屈指の実力を持つオーケストラ部がある高校です。

そんな海幕高校で律子とともにヴァイオリニストとして再起を果たすはじめの成長を描いた物語です。

面白いポイント【青のオーケストラ】

そんな青のオーケストラはなぜ面白いのか、その理由は大きく5つあります。

  • 個性的なキャラクター
  • オーケストラ部という未知の世界
  • スポ根要素
  • 複雑な人間模様
  • 予想を裏切る展開

個性的なキャラクター

まず青のオーケストラに登場する個性的なキャラクターに注目です。

今回は①青野一(あおのはじめ)②秋音律子(あきねりつこ)③佐伯直(さえきなお)の3人をご紹介します。

青野一(あおのはじめ)

青野一(あおのはじめ)は海幕高校オーケストラ部に所属する1年生です。

天才小学生ヴァイオリニストとして輝かしい日々を送っている時もありましたが、父親の浮気が原因で中学時代はヴァイオリンから離れ、塞ぎこむ毎日を送っていました。

律子との出会いで、再びヴァイオリンを始めることを決意し、海幕高校では次期コンサートマスター(エース的ポジション)を一年生ながら期待される人物です。

人付き合いが苦手な性格をしており、高校でも友達ができない所謂コミュ障です。

しかしヴァイオリンを持つと誰よりも輝きを放つ生粋のヴァイオリニストです。

そんなはじめのヴァイオリンとして再起する姿には注目です。

秋音律子(あきねりつこ)

秋音律子(あきねりつこ)ははじめと同じく海幕高校オーケストラ部に所属する1年生です。

中学時代は友人をいじめから救ったことが原因で、逆にいじめを受けてしまうという悲しい日々を送っていました。

そんな陰湿ないじめにも負けない強いメンタルを持った人物です。

海幕高校のオーケストラ部でも自分より上手い同級生たちに圧倒され、時には落ち込む時もありますが、持ち前の根気で逆境を糧にする非常に魅力的な人物です。

はじめをヴァイオリニストとして再び目覚めさせた人物でもあり、要所要所ではじめを精神面から救っていきます。

佐伯直(さえきなお)

佐伯直(さえきなお)ははじめと同じく海幕高校オーケストラ部に所属する1年生です。

中学生天才ヴァイオリニストとして活躍している高校生で、はじめも嫉妬するほどの高い実力を持っています。

はじめと同じく人づきあいが苦手で、ヴァイオリンを弾いている時以外はボケっとしている一見頼りないところがあります。

しかし流石は天才ヴァイオリニスト。

ヴァイオリンを弾いている時の直は別人と言っても過言ではないほど美しさを持っているはじめの永遠のライバルです。

オーケストラ部という未知の世界

青のオーケストラはオーケストラ部という未知の世界が舞台になっているから面白いんです。

吹奏楽部が舞台となっている漫画は多いですが、オーケストラ部が舞台になっている漫画はほとんどありません。

それもそのはず。

オーケストラ部(管弦楽部)がある高校はあまり存在しないからです。

首都圏でもオーケストラ部がある高校はたったの数%。

かなりマイナーな部活なのです。

そんなマイナーなオーケストラ部だからこそ描くことが出来るストーリーがたくさんこの漫画には詰まっているから面白いのです。

スポ根要素

青のオーケストラはスポ根要素があるから面白いのです。

「文化部にスポ根要素なんてあるの」と思う方もいるかもしれませんが、運動部に負けないくらい文化部にも熱い戦いが繰り広げられているのです。

この漫画でももちろん熱いスポ根展開があります。

特に注目したいのがはじめと直の争いです。

海幕高校オーケストラ部ではオーディションを行い、順位が明確に発表されます。

次期コンサートマスターになるためには確実に1位をもぎとらないといけません。

元天才ヴァイオリニストはじめvs現天才ヴァイオリニスト直。

果たしてどちらが次期コンサートマスターになるのか、二人の勝負の行方にも注目です。

複雑な人間模様

青のオーケストラの複雑な人間模様にも注目です。

流石は「心が叫びたがってるんだ」を描いた阿久井先生だけあって、作中の人間模様を描くのが非常に上手いです。

人間模様と言っても恋愛だけでなく、陰湿ないじめなど暗い部分にもスポットが当てられる漫画なので、様々な人間模様が見れて非常に面白いです。

その際の感情の機微も細かく描かれているので、人間ドラマが大好きな人からすると、非常に読み応えのある作品となっています。

予想を裏切る展開

青のオーケストラの予想を裏切る展開には目が離せません。

漫画では必要などんでん返し要素ですが、きちんと青のオーケストラにも登場します。

ネタバレになるので詳しくは描きませんが、2人の関係性があるポイントを迎えると大きく変化します。

点と点がきちんと繋がるように出来ている秀逸な展開なので、どんでん返しも楽しめるのが青のオーケストラです。

青のオーケストラを読んでみよう!

今回はアニメ化も期待される漫画「青のオーケストラ」の魅力を徹底解説しました。

読み応えもあるストーリーが濃密な漫画なので、まだ読んでいないという方はこの機会にぜひご覧ください!

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